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テレビCM | 公益財団法人宮崎県立芸術劇場 様
30年目の節目に、新しい音楽祭のはじまりを。
テレビCM制作事例のご紹介
宮崎県を代表する文化イベント「宮崎国際音楽祭」の第30回公演にて、
テレビCMの企画・制作をさせていただきました。
ご依頼のきっかけは、弊社のブランドムービーをご覧になった広報ご担当者様からのメール。
これまでのCMでは「テーマ」「ゲスト情報」「チケット案内」と情報が盛り込まれすぎてしまい、クラシックファン以外には届きづらくなっていた。
だからこそ今回は、“1つの想い”だけを丁寧に届けるCMにしたい——
そんなメッセージをいただきました。
今回のキーフレーズは、
「ここから、芽生える。」
クラシックに馴染みのない若い世代にも、
音楽祭を初めて知る方にも、「おや? なにかがはじまりそう」と感じてもらえるように。
ワクワクとした期待が湧き上がり、思わず足を運びたくなるような——
そんな“心の芽生え”を誘う15秒を目指して、表現を組み立てていきました。
音楽祭が積み重ねてきた30年の歴史に敬意を払いながら、
あえて一度、情報の「引き算」を選択し、
音と映像が呼吸するような、余白を大切にした構成に。
これまではクラシックの盛り上がる旋律が使用されていましたが、
今回はあえて、本番前の“チューニングの音”を用いることで、
始まりの気配や高揚感、静かに芽吹いていく空気感を丁寧に描き出しました。
完成したCMは地上波で放映され、
第30回宮崎国際音楽祭は例年以上の大盛況だったとのことで、
その一助となれましたことを心より嬉しく思います。
現在は来年度のCM・SNS用映像の制作も進行中。
30年という節目を超えて、宮崎国際音楽祭がさらに多くの方に親しまれていくよう、
映像というかたちでその歩みをお手伝いしていきます。






client:公益財団法人宮崎県立芸術劇場
direction movie:株式会社クリエイトオブマインド
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